Nutanixの純正ハイパーバイザー『Nutanix AHV』を5分でざくっと理解する

⏱この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

🎄この記事はNutanix Advent Calendar 2023の10日目です🎁🎅

最近、いろいろな事情もあってか、Nutanix AHVに関する質問やお問い合わせが増えてきていて、さらに増えそうな気もするので、5分くらいで読める、AHV関連のざっくり概要を書き出してみました。仮想化の世界ではVMware vSphereに慣れている人が多いので、vSphere用語を知っている方がさらっと読めるようにしています。

AHV is 何?

Nutanix純正ハイパーバイザー。

独自アーキテクチャ?

部分的にそう。コアはLinux KVMで、ストレージI/O周りや管理機能は独自拡張。

vCenter的なものは?

別建て不要です。Nutanixでは各ホストに「CVM」というHCIコントローラーがいて、分散ストレージと統合管理UIを提供をしている。統合管理UIはPrism Elementと呼ばれ、CVM内のサービスとして動作。Prism Centralという仮想アプライアンスもあるが、こちらはライセンスサーバー 兼 機能拡張用インターフェイス。

性能は?

速いです。Nutanix同士で比較しても昔はESXi版の方が高速だったが逆転。

セキュリティは?

堅いです。米国の某セキュリティ要件ガチガチ組織が大規模ユーザーだっりするので鍛え上げられている。

実績は?

大規模から小規模まで幅広く、たくさんあります。Nutanix導入ユーザーの約7割が選択。

対応ゲストOSは?

Windows系(WS2003以降)、有名Linuxディストロは概ね対応。

準仮想化ドライバー(VMXNET3, PVSCSIに相当するもの)は?

あります。VirtIOドライバーというLinux KVMの仕組みなので、WindowsはOSインストール時に入れる必要あり、Linuxはインストール不要。

HAクラスタ機能は?

あります。常時ON。専用フェイルオーバーホスト指定なし(分散アーキテクチャーでは無駄が大きい)。

vMotionは?

あります。ライブマイグレーションという名前。

DRSは?

あります。常時ON、ADSという名前。CPU, RAMだけでなくI/O負荷の偏りも気にしてくれるのは分散アーキテクチャーだからこそ。

アフィニティルールは?

あります。設定可能なパターンはHost-VMアフィニティと、VM-VMアンチアフィニティ。

EVCは?

あります。クラスタ内の一番古いCPUを自動判定してその世代に合わせるので、手動での世代指定やOFFの設定はなし。

メモリオーバーコミットは?

あります。バルーニングのみ。

CPU&メモリホットアドは?

あります。ゲストOS側の対応が前提。

GPUは?

あります。NVIDIA製のみ対応。vGPUおよびGPU Pass-throughに対応。

VMクローンは?

あります。SysprepやCloudinitを食わせることも可能。

スナップショットは?

あります。VMware Snapshotとは異なりストレージレベルで処理するので性能インパクトが小さい。

バックアップ&DRは?

他のNutanixクラスタにリモートレプリケーション可能。テープ等の外部媒体への書き出しは3rd partyバックアップ製品で。Veeam, HYCU, Arcserve, Veritas, Acronis, CommVault, Rubrikをはじめとして選択肢多数。

ファイルサーバー機能は?

あります。Nutanix Filesという名前。

iSCSIストレージ機能は?

あります。Nutanix Volumesという名前。

オブジェクトストレージ機能は?

あります。Nutanix Objectsという名前。

既存環境からの移行は?

Nutanix Moveという純正ツールでV2Vが可能。vSphere, Hyper-V, Amazon EC2, Azure Virtual Machinesから移行可能。P2Vはない。ファイルサーバーの移行機能もある。
移行準備としてゲストVMを稼働させたままデータを事前転送する機能により、異種ハイパーバイザー間でもダウンタイムを最小化できて便利。追加費用無し。

Nutanix(AHVを含む)を売る(販売パートナー(リセラー)になる)ときって何か資格必要?

パートナー登録をお願いします。新規パートナー登録にあたっての資格要件はないため敷居は低い(と思っています)。上位レベルのパートナーとなることで様々な特典が得られるため、早めの資格取得を視野に入れておくのは重要。

プロフェッショナルサービスってある?

あります。日本に専門のチームが設置されている。コンサルティングチームはSIプロジェクトに一緒に入って手を動かしてくれる。運用サポートサービスもある。

研修ってある?

あります。CTCテクノロジーにてNutanix認定トレーニングを提供。

自力で勉強したい

コレ読んでください。

資格ってある?

あります。Nutanix Technology Champion(NTC)の萩原さんの記事がわかりやすい。なおVCPとは違ってトレーニング受講が前提条件ではない。

直近でセミナーとかある?

あります!ぜひお越し下さい。

2023年12月22日(金) ※オンライン
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VMware環境から Nutanix AHV への移行

2024年1月19日(金) ※Nutanix東京オフィス
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そうだが?

Nutanix or ヤギ のことををつぶやきます。